ボス、番長、王子 〜 はちゃめちゃ毎日〜

発達障害を抱える息子を持つ母のblog

児童相談所

児童相談所に発達障害の

判定をしてもらうために

予約の電話をしました。


ラッキーなことに

ちょうどキャンセルが出て

そんなに待たずに予約が取れました。


そして予約日。

パパと番長と私と3人で行くことに

していたのですが…


前日ボスの小學校で初めての

持久走大会が雨の影響で

予約日と重なってしまいました。

ボスの走る時間はだいたい

決まっていて1時間以内に

終わる予定だったので

私が番長と児童相談所へ。

パパにはボスの持久走大会へ

行って応援してもらい

終了後に児童相談所へ合流することに

なりました。


児童相談所では番長は

判定を受けるために

私から離れテストを受けていました。

が、集中できずに部屋から出て来て

色々聞き取りを受ける

私のところへ来たり、

部屋のなかで寝転んだりして

必要項目を受けられず

しっかりした数値は出すことが

出来ませんでした。

それでも暴れたり泣いたりすることはなく

ただ思うままに自由な振る舞いを

していたように思います。


私への聞き取りは通級や

教育センターで話してきた内容でした。



そうしてパパも合流して

一緒に聞き取りを受け

昼休憩を挟み

医師の診察です。

ここでも自由な番長は

私たちの制止も聞かず

医師の頭を撫でたり

会話に割り込んだり

質問には答えなかったり

とんちんかんな答えをしたり

聴診器であそびだしたりと

問題児でした(笑)

医師も注意すると調子に乗るから

注意しないで無視してなさいと

おっしゃって私たちと話を続けました。


基準となる数値が出せなかったから

テストの状況や診察中での様子

私の感じていた違和感

園からの指摘などなど

考慮して昔ならやんちゃな悪がき

って言われていた子だけれども

ADHDでしょうとの判定が付きました。


そして

障害児保育認定が認めてもらえることに

なりました。

医療機関でしっかり診断をもらい

いずれお薬の服用を勧められました。


next 恐竜の先生

転園

発達障害のきっかけを

作ってくれた保育園を

三男の王子は年少さんになる

次の4月から

王子だけ幼稚園に転園させる

考えで居ました。

番長は残り1年だし

今やめてもな…と保育園を

卒園させるつもりで

王子だけの入園願書をもらうために

幼稚園を訪問し

番長がADHDの疑いがあることを

一言添えました。

すると園長先生から

思いがけず

『幼稚園なら児童相談所で

障害児保育認定が降りれば

本人の状態次第では

補助の先生をつけて保育することも

可能だし保育園よりいい環境かもしれない。

よかったら4月を待たずに

運動会が終わってから

転園してきませんか?』

ってありがたいお言葉を頂き

パパに電話をして相談。


その方向で進めることにしました。


正直保育園は嫌いだけど

お友だちのことが大好きで

すごく仲良しな子も居たので

すごくすごく考え悩みました。

今なら幼稚園に番長のことは

お断りできるし

いつもと違うことや

初めての場所や環境が

苦手な番長には辛いんじゃないか

本当に転園させるべきなのか

何度も時間をかけてパパと話し合い

教育センターにも相談して決意しました。



そうして保育園、幼稚園

共に運動会の翌月から

番長と王子は新しい制服に

身を包み幼稚園生になりました。



懸念していた初めての幼稚園も

クレヨンしんちゃんに憧れていた

番長と王子はバスで登園できることで

喜んで嫌がらず毎日にこにこ

登園してくれるようになり

悩んでいたことがバカらしくなるほど

安心しました。



そして迷っていた児童相談所へ

行くことにしました。




next 児童相談所

教育センターで初めての相談

教育センターには番長とパパと

3人で行きました。


一通り受付を済ませ

今まで感じていた違和感

保育園での様子

王子に追い付かれる言語力

通級の判断を伝え

しばらく療育を受けながら

発達障害を見極めていくことに

なりました。


作業、言語の訓練と面談

これを繰り返ししばらく受けるために

毎月平均3回隣の市まで

番長と2人で半年くらい

通いました。


教育センターまでは片道40分くらい

車でかかります。

少し遠いけど慣れると

なんでもない距離に感じました。


それには教育センターの先生方の

存在が強く影響していました。


面談は男性の先生、なすぴー。

女性の先生、みかん先生。

言語は女性の先生、ぱんだ先生

作業は男性の先生、シローさん。


番長が親しみやすいように

呼びやすくて覚えやすい

呼び方を教えて真剣に向き合ってくれます。


番長はなすぴーが大好きになり

教育センターに行くことを

すごく楽しみにするように

なっていきました。

私がみかん先生と面談している間は

番長はなすぴーと

同じ部屋で遊んでもらいながら

様子を見てもらっています。

そんな番長の姿が可愛くて

私も気持ちを聞いてもらい

アドバイスをもらい向き合えることに

とっても安心して親子で

教育センターで行くのが楽しみに

なっていきました。


通い続けるなかで、やっぱり

発達障害の可能性が強いと。

児童相談所で行われる判定に

行くことを進められました。

が、はっきり知りたい気持ちと

不安な気持ちが混ざりあい

なかなか決断することは出来ませんでした。



next 転園